検査・品質管理について
加工が終了した製品は出荷前検査をしっかり行います。型板の穴位置に関しては三次元測定機にて測定を行います。万が一不具合が発生した場合、迅速にお客様と相談し対策方法を誠実に検討いたします。また、お客様に到着後の不具合発覚の対応につきましては、弊社協力メーカーにて修正等の対応をいたしますのでご安心下さい。
人の手による製品チェック
弊社では、測定機器による精密検査に併せ、人の手による製品チェックも欠かさず行っております。お客様に喜んで頂ける良い製品を仕上げるために、設備の増強や加工技術の向上・継承はもちろんですが、人の成長や知識・ノウハウの蓄積は、経験による「気づき」からでしか得られないものであると考えております。当社が未来に渡り、今以上みなさまのお役に立つためにも、モノづくりを通じた『人材育成』を心掛けてまいります。
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内側測定
内側マイクロメーターを使用し、構造物の内径(径穴及び内幅)を測定します。弊社では精密小物金型のベースプレートから大型の金型ベースプレートまで多様なサイズに対応するため、継ぎ足し式のマイクロメータ等を使用しています。
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マイクロメータ
日本とできる限り同じ工具・方法を用い精度を確認致します。弊社におきましても、製造現場になくてはならない測定工具です。
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ゲージブロック
ゲージブロックの使用は、工具長をとるだけでなく、特に弊社では加工後の測定に使用しています。またマイクロメータやデプスゲージと併用することにより高い測定精度を保ち、また測定技術の促進にも役立っております。
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ノギスを使った測定
穴径なども必ずノギスによる人為的な計測、目視も含め徹底的に行っております。
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シリンダゲージ
内径寸法を測定しています。加工後の部品など、しっかりと内径寸法が確保できているかをしっかりとチェックしています。また全社員が測定子の変位を読み取ることができるようコミュニケーションを通じて育成にも力を入れております。
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ダイヤルデプスゲージ
基本的にはワークの深さや段差の測定で利用しています。大型のベース加工では、深い凹部の底面も継ぎ足して測定しています。
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デプスゲージ
ワークの測定では、ワーク形状によって測定工具を使い分けるよう社員一同がそれを共有しております。特にひとつひとつの作業に「手間」をかけることを「面倒なこと」として捉えず、どんなに時間がかかってもひとつひとつ丁寧に行うこと、それが私たちの果たすべき本当の「仕事」であるということを全社で心掛けております。